今回は右側のヒザ裏が破れてしまったウェットスーツの修理ご依頼のご紹介になります。
1箇所はヒザ裏の縫い目に沿って大きく破れていまして、もう1箇所は爪を立てて引っ張ってしまったような小さめの破れ2箇所の修理をおこなっていきます。

■修理内容

シーム破れトリミング修理とボンド貼り補強パッチ

先ずは大きく破れたほうから、この場合の修理方法としましては破れているシーム部分の断面を若干切り取り断面を成形し貼り縫いするトリミング修理をおこないます。
※シーム部分の破損が両断面5mm以内ならトリミング修理それ以上生地に破損があれば部分交換修理となります。
トリミング修理をしてもサイズ的にはほとんど変化は感じません。

もう1箇所の破れたラバーの断面はボンド貼りをしたのち裏面に補強パッチを熱圧着する方法で修理をおこないます。
この修理方法で強度的に問題ないと判断できない場合は生地をくり抜く部分修理となります。

ヒザ裏の破れ修理後(表側)
ヒザ裏の破れ修理後(表側)

ヒザ裏の破れ修理後(裏側)
ヒザ裏の破れ修理後(裏側)

こちらのウェットスーツ修理は福島県のお客様からご依頼いただきました。返送時の送料は760円になりました。※当店は配送業者と契約している為、返送料金は割安になります。※発送時の送料はウェットスーツのタイプや段ボールサイズにより変わりますので目安にしてください。詳しくは→こちらをご覧ください