ウェットスーツでよくある股エリアの浸水事例なのですが、
股の縫い目や接合部分辺りからジワジワと浸水している。見た目は破れてもないのに何故なのか…。
正体はこういうことですね。
接合部分の断面をよく見るとピンホールのように生地が貫通してる箇所(写真の左側)が2箇所あるのが分かります。貫通はしてないけど小さい穴が空いてるのは縫い目の痕になりますが、貫通しそうな穴も幾つか見受けられます。これは予備軍ですね、海で使用してると次第に浸水量が増えていきそうです。
股エリアからの浸水は少量でも嫌な気分になるものです。特にジャーフルを使用するくらいの水温だとヒンヤリするので気になりますね。
こうなってしまったら我慢せずに早めに修理することをお勧めいたします。
修理方法はトリミング修理で直せることがほとんどですので見た目も綺麗になります。
縫い目の周辺を数ミリ単位で切り取り、
![ウェット生地をトリミングした後](https://repairwet.net/wp-content/uploads/2023/07/336006156_1260321571360173_2916438426758617081_n.jpg)
断面の穴が貫通してないことを確認してから専用のボンドで圧着して表面を縫い合わせて修理をおこないます。
![股のトリミング修理完了](https://repairwet.net/wp-content/uploads/2023/07/335948979_1043969686443848_2721485857177595809_n.jpg)
トリミング修理だけなら修理費用も安く仕上がります。
ウェットメーカーによって縫製も様々ですので修理内容が変わる場合があります。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。