今回のウェット修理はロングジョンタイプになります。肩のほつれとジッパー上部のマジックテープ付け根から破れてしまったウェット生地の修理をご紹介します。
■修理内容
肩ラバー破れ部分交換またはトリミング修理
この場合の修理方法としましては破れてる部分を取り除いたあと、新しく作ったパーツを埋め込む部分交換修理、もしくは破れている部分の断面を少し切り取り断面を成形し貼り縫いするトリミング修理となります。
どちらかは生地やスポンジの破損状態によって修理方法は異なります。今回は前者の修理方法でおこないました。
ジッパー上部ラバー破れ部分修理
この場合の修理方法としましては破れてる部分を取り除いたあと、新しく作ったパーツを埋め込む部分交換修理となります。
作業としてはジッパーの上部を一度取り外し首周りの折り返し縫いもある程度ほどいてから生地の部分交換をしなくてはなりません。
生地の部分交換をした後にジッパーと折り返し縫いをして元の状態に戻す作業です。
※仕上げ段階のジッパーの縫い方について当社ではジッパーの取り付けは二本針縫いで行っています(ジッパー取り付けにはジグザグ縫いを使用しておりません)
従いまして元のものと縫い方に違いが出てまいります。首の折り返し縫いはジグザグ縫い加工しますが糸が重なる部分は同じ針穴に通すことはできませんのでその点のみご了承いただいております。
こちらのウェットスーツ修理は東京都のお客様からご依頼いただきました。返送時の送料は760円になりました。※発送時の送料はウェットスーツのタイプや段ボールサイズにより変わりますので目安にしてください。詳しくは→こちらをご覧ください